健康の土台作り
心身の機能を回復させ自宅で
日常の暮らしを送っていただくために
自立支援とはその人らしい生活を手に入れるために、身体的・精神的・社会的な自立性を支援することです。高齢者においては身体的な自立に問題を抱えていることが多いです。そのような高齢者の自立支援をすすめていく上で重要なケアが4つあります。それは「水分摂取」「常食摂取」「歩行・運動」「自然排便」であり、これらはそれぞれが強く影響し合っております。またこれらは認知症ケアを行う上でも非常に重要なケアとなります。
水分摂取
人は1日に約2,400~2,800mlもの水分を失っております。食事から得られる水分だけでは足りませんので十分な水分摂取が必要です。
栄養摂取
刻みやトロミのない常食(=通常の食形態)が最も咀嚼運動を促し、脳を活性化させます。1日必要量は1,500kcal以上が目安です。
日常の運動
運動、とくに歩行は筋肉の活動のみならず内臓諸器管の活動も促します。筋力よりも全身の筋肉がまんべんなく働ける状態を目指します。
自然排便
「水分」「食事」「運動」が整えば下剤に頼らない自然な排便につながります。2~3日に1回の自然排便を目指します。
〈 対応する事業所 〉